旅をしてました~2012年2月11日の話~
10年前。
皆様、こんばんわ(あとお久しぶりです)
今回は旅の記録を改めて付けようかなと思います。
…といってもここ最近、ではなく2012年の2月11日のちょっとした旅。
ちょうど10年前の今日の旅の記録ですね。
…いや、自分でも言ってて10年前?っていう印象しかないんですが(ってかあの頃から機材が一歩も変わってないんですが)
せっかくなのでブログの記事にして(おまけで更新して)しまおうという魂胆です。
一応時系列順にはしています。が、一部は後に撮影した写真も入れています
7:30 静岡駅
まだ寒気が残る冬の朝、少し早起きしてやってきたのは静岡駅。
旅はここから始まりました。
まずここから乗車するのは…
「富士山トレイン117」
JR東海が(引退直前の)117系を改造して作った…観光列車?です。
このころにもなると、帯も専用の色合いになってこれはこれで様になってたんじゃないかなと思います。(私個人としてはこの列車、ある黒歴史があったり)
これで一路、御殿場まで向かう事になります。
道中、肝心の富士山はといえば…
この通り曇りで見えず。この曇りが後々まで引っ張るので総じて背景がすっきりしません(お前はいつもそうだ。)
そして沼津では
在来線のドクターイエローともいえるキヤ95「ドクター東海」がいたり。
裾野ではあさぎりとすれ違ったり。
そんなこんなで
御殿場に到着。乗っていた皆さんはそれぞれいろんな場所に向かっていました。
さて、私はというと、次の国府津行きを待つためいったん駅の外へ。
駅の外には立派なD52 72が。確か当時お色直しをしてすぐ位だったので、他の機関車と見ても見違えるぐらい綺麗な姿になっていた…んだったと思います。
…もっとも8年も経つと流石にちょっと色あせが他の機関車と変わらないぐらいにはなったりしてるんですが…
さて、国府津行きがやってきたのでこれで一路、小田急との交差点である松田駅へ。
当時の小田急といえばあさぎりのRSEとHiSEの引退が間近に控えたちょっとホットな時期
そんなわけなので運用を調べたうえで一度は撮影したいなというところで松田近辺をうろつくことに
…当時はなんとなしに撮影した写真ですが、今となっては貴重な画像になっちゃいましたね…
さて、松田の周辺でうろつく中で、本命であるHiSEはといえば…
…バッチリ?撮影出来ました。(バッチリ…なのかなぁ…?)
RSEもこの通り。まぁ撮影できただけヨシと見た方がいいかもですね
道中沼津駅に着く辺りでこの後の本命を遠目に見たり
そんな感じでやってきたのは吉原駅。
2012年のダイヤ改正は様々な事がありましたが、我が県に至ってはかなり大規模な事が色々起こったわけです。
そのうちの一つが、「二軸貨車による貨物輸送の廃止」
そして、それに関連しての「岳南鉄道の貨物輸送の廃止」
その最後の姿を見る為(あと岳南鉄道を味わう為)に訪れたわけです。
まず乗ったこの電車で一路岳南江尾まで。そして当時貨物輸送のターミナルとなっていた比奈駅へ。
夕焼けに照らされてたたずむ二軸貨車やそれを引っ張る目的が間もなく終わる機関車の姿にはどことない哀愁を感じる所があります。
そんな姿を目に付け、一路吉原駅へ戻り、そこから沼津、さらに乗り継いで御殿場駅へ。
この日のラストは2012年のダイヤ改正で定期運用が消滅することになっていた371系
その371系で運行する列車を乗り継ぐ旅になります。
まずはあさぎり。当該改正にて沼津までの乗り入れは廃止となりますが、同時にこのタイミングで区間自由席(310円)も消えることになりました。
371系の車内は時にまるで新幹線の車内とも思わせるような落ち着いた雰囲気に包まれた車内ではありました。
そんなあさぎりに揺られ、あさぎりの終点である沼津へ。
ここで一度下車をしますが、もちろんここで終わりではありません。彼のもう一つの運用である「ホームライナー静岡35号」に乗り込みます。
…と、ここでまさかの奇跡が。ホームライナーの発券を済ませるとそこに印字されていた座席は「4号車55番A席」
そうです。まさかの2階建て1階席、しかもお一人様席!テンションはもう昂るわけで。
そんな浮ついた少年を席に乗せながら371系は一路静岡までを暗闇の中で疾走していくわけです。
そんな371系尽くしの帰路も、あっという間に静岡駅に到着することで終わりを告げます。
この日だけでかなり多くの改正に関わる要素を撮影、というか目に焼き付けることが出来たなと思います。
そんな一日も、気が付けば本当に10年も前の話になってしまいました。
私としてはまだほんの数年前のような感じがするのですが、時が流れるのは本当に早いものだな、と改めて痛感しております。
そして今年は、気が付けばこの記事の中でちらっと出てきた要素が消えつつある年でもあります。
1000形ワイドドア車は最後の1編成によるツアーが行われ、それ以外もぼちぼち廃車に
VSEはまさかの引退。(まぁ特殊装備が多い以上は仕方ないのかなと思いますが)
運用も様変わりしつつあります。
地元で言えば土日祝のホームライナーが廃止されます。
私個人としてはそこまで利用しているわけではないので、反対とかは無いんですが、ほんの少し、やはりほんの少しは、寂しさを感じる所ではあります。
これから先、たぶん色んなことが起きるし、それらが○○年前という事に動揺を隠せない時も訪れるのだと、ほんの少し哀愁を感じながら、この記事を締めたいと思います。
ありがとうございました。
オマケ:記事を書いている中で気が付いたことですが、この3連休までなんですね、岳南鉄道の運賃無料。
劇場版プリズマ☆イリヤ見てきました
皆様、こんばんわ。そしてお久しぶりです、つきがわです
今回は簡潔に、表題の通り「劇場版プリズマ☆イリヤ」見てきました
…まぁ実の所、プリズマ☆イリヤシリーズ、見たことあるの「雪下の誓い」と「プリファン」ぐらいなものでして…(なんでその二つは履修してるんだよって言うのはノーコメントで)
流石にアニメだけでも本編見てから行くべきかなーとは思っていたのですが、流石に第3週を迎えるとそろそろ行っといたほうがいいよなって思いもありまして…行ってきました。
そして、結論から先に言いますね「滅茶苦茶泣きました。」
何よりもあまりに感情が揺さぶられ過ぎた結果…
「感情がこんな感じでぐっちゃぐちゃになりました」
もう、多くは語りません(ってか語ったら失礼になりそうなんで正直ためらう)
みんな見てください(言わずもがな見てますよね流石に)
私もじきにTVシリーズから履修しようと思います…(出来るかはちょっと自信ないけど…)
そしてジュリアン君とその周り(エインズワース家)、幸せになれ…なってくれ…
というかみんなが幸せそうな姿をどこかで見せてくれ…頼む…
(沼に落ちたんだなこいつって思ってくれれば幸いです)
聖杯戦線備忘録 ―その3・聖杯戦線V
皆様、こんばんわ。
まずは、「影の国の舞闘会 ~ネコとバニーと聖杯戦争~」、および「聖杯戦線」
お疲れ様でした!
…気が付けば次のイベントが始まってしまいましたが、そこは置いといて。
さて、イベントも終わり、次のイベントもすでに始まり…となると、いよいよ本格的に書ききらないと忘れてしまいそうですよね…という事で(?)
「聖杯戦線 備忘録」第3弾。
今回はずばりタイトルからして前々から言及していた「聖杯戦線V 挟撃戦術」で活躍してくれたサーヴァント4名たちと、戦線での動きについて書いていこうと思います。
ではまず「聖杯戦線V 挟撃戦術」のステージ構成についておさらいしておきましょう。
ステージ概要
自分の戦力として使えるサーヴァントクラスは4つ
「アーチャー」
「ライダー」
「キャスター」
「アサシン」
以上のクラスから各1名ずつ、礼装含めて総コスト43になるまでは選べることになっていました。
そして、相手方は
「セイバー」
・シュヴァリエ・デオン(以下デオン)
「ランサー」
・カルナ(以下カルナさん)※必中バフあり
「アサシン」
・謎のヒロインX(以下ヒロインX)
「キャスター」
・マーリン
・玄奘三蔵(以下三蔵ちゃん)
の構成でした。
また、このステージに配置されたサーヴァントの特徴としては、
下線が付いているカルナさん・ヒロインXの両名は「マスターを狙って一目散に歩みを進めてくる」(※ほかには目もくれない)という特徴があり
一方で、シェイクスピアと三蔵ちゃんはミスターMからよほどの事がない限りは離れない(守りの体制)となっていました。
そのようなステージ構成の中で、色々試行錯誤*1しながら挑んだわけですが、最終的に勝利した時の構成がこちら。
パーティー構成
「アーチャー」:浅上藤乃
「ライダー」:牛若丸(NP系星3礼装装備)
「キャスター」:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
「アサシン」:シャルロット・コルデー
ではパーティーメンバーについて順を追って話していきますね。
(上記二人は以前の記事で「性能面」での話は書いたので今回は、当ステージへの起用理由を主に、簡潔に書いていきたいと思います)
「アーチャー」:浅上藤乃
まずはアーチャーの浅上藤乃さん
彼女に関しましては主に「シュヴァリエ・デオン」撃破を主眼として起用させていただきました。
そのほかにも「スキル3:痛覚残留」のガッツ・ダメージカットによる生存力の向上や
「スキル1:歪曲の魔眼」などの「攻撃性能の高さ」などにより「他サーヴァント撃破の支援」も見込んでの起用としました。
「ライダー」:牛若丸(NP系星3礼装装備)
続きましてはライダーの牛若丸…ですが、今回の戦線で主軸としたサーヴァントです
理由としては主に
・「我がカルデアでも貴重な単体宝具持ちライダー」
(他にも高レア、より高レベルのサーヴァントもいたが、いずれも全体宝具(マルタさん除くほとんどがQuick)であった)
・「その中でも即戦力として投下できる唯一のサーヴァントだった」*2
・(多少強化クエストで使い勝手を向上させたものの)「使用感が分かっていたため戦略を練りやすかった」
といったところに加えて、
・「キャスターが合計3枠あったので、何よりも攻略のためにはライダーが必要不可欠だと踏んだため」
というところでしょうか。
ちなみに牛若丸は「より素早く宝具を打ってもらう」必要性があったので星3概念礼装「リピートマジック」を装備させました。
ちなみに他にもNP系がある中でこれを選んだ理由は”FGOAC版でよく使っているため”という理由が大半です。
以上が今までの記事でも紹介してきた二人なのですが、お二方、両者とも明確に「弱点となるサーヴァント」がおりまして
浅上藤乃さんは「ランサー」のカルナさんが
牛若丸は「アサシン」・謎のヒロインXが主にクラス相性的な観点から弱点となりうるのではないかというのは半ば明白。対策をしなくてはいけません。
その一方で、そんな二人に対する弱点のサーヴァントですが、
・幸い「それぞれ一人ずつ」しかいない事
・ヒロインXはキャスターがいれば撃破することはできなくない事
その一方で、他の私の陣のサーヴァントの残り二枠であるキャスター・アサシンも
・キャスターは「ヒロインX対策に必要(できれば火力寄り)」
・相性的に「アサシンはどう頑張っても等倍以上は取れない」
以上の事から私は「カルナさん」は特にこれと言って大幅な対策をしない代わりに、低レアのアサシンを投下し、カルナさんを近づけるいわゆる”おとり役”とすることで
「メインアタッカーである浅上藤乃・ひいては牛若丸を保護する」事に。
また、キャスターには高火力クラスの「単体宝具持ち」を使用することで、「ヒロインXを早急に倒す」と共に「等倍での殴り合いにも競り勝てるようにする」事に。
そんな条件下の中で選んだのがこの二人。
「キャスター」:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
「アサシン」:シャルロット・コルデー
両者について順を追って話していきましょう。
「キャスター」:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
まず、キャスターとして起用したのが「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
理由としてはまず貴重な「単体攻撃宝具持ちの火力系キャスター」というところ
そして、もう一つの理由としては各種スキル
純粋なバスター火力バフ「愉快型魔術礼装」
ここぞというときの無敵「自然の嬰児」
回復と確率ながらもガッツ付与が可能な「あやしい薬」
と、持久面も出来ることなら補えると嬉しい(個人談)聖杯戦線には最適。
特に無敵スキルは「それを破ってくる相性有利の相手がいない」のも起用の一手に。
「アサシン」:シャルロット・コルデー
そしてアサシン。ここまで来るとアサシンは必然的に「低レアのサーヴァント」となるわけですが、私が選んだのは「シャルロット・コルデー(以下コルデーちゃん)」でした。
起用の理由としては「他の方々の逃げ道を作るためのおとり」というのもひとつですが、
「宝具が強力な単体宝具」
「確率とはいえうまくいけば火力強めの攻撃を叩き込める」
「回避状態を使えれば少しでも生存の可能性がある」
「無敵貫通含めてすべてのスキルが瞬発性だけど強い」
「単純になんかそれっぽい」(コラ)
といった「あわよくば相手に一撃を食らわせられればいいんじゃないか」といったところもありました。
戦線での動き
※戦線での動きを録画、ないしは毎ターンスクショすることが出来なかったのでペイントで矢印を加えています。見づらかったらごめんなさい。
さて、そんなメンバー構成で始めた聖杯戦線V
まず始めに第一目標である「牛若丸」と「浅上藤乃」の保護
という事で、コルデーちゃんと牛若丸を外側に。イリヤを十字路のど真ん中に配置。
こうすることで
・マーリンが近づいてきても牛若丸で対処を
・外側からカルナさんが近づいてきても、コルデーちゃんで足止め
・十字路から来た場合でもイリヤ・ふじのんペアの火力(&ダメージ分散)で対処
出来るように。そうして相手の出方を待ったわけですが
・マスターめがけて猛突進してくる「ヒロインX」
・猛烈とはいかないが、確実にコマを進めてくる「カルナさん」
それで1ターンを過ごすことに。
そして第2ターンでは若干の入換などのしつつも、大まかな動きはせずに相手のターンへ
そうして相手のターンへと入っていくと、ヒロインXの特徴的な行動がより顕著に表れることに。
なんと、目の前にキャスターがいる中、マスターへの最短距離という事で連続して仕掛けてくるのです。向こうから。
当然ながら、十字路のど真ん中に陣取っているサーヴァントが応戦するため、必然的に「イリヤ&ふじのんペア」が応戦することに。
当然ながらこちら側の方が相性有利な「イリヤ」と、優秀なダメージカット(+ガッツ)スキルがあるふじのんが相手であり、また前述の通り、二人とも高火力のため、1ターンで削れるHPも相手の方が多く、相手側から仕掛けているのにどんどん相手の方が削れていく状況に。
また、Artsチェインを積極的に仕掛けていくことでNPもチャージしていくことで宝具もより早く発動できるように。
また、こちらからヒロインXに攻撃を仕掛けていくこともしましたが、あまり大規模に仕掛けない代わりにこちらもマスターを大きく動かさないことで、「マスターを餌にこちら側に有利な状況を崩さない」事を優先させました。
勿論、この戦術には「いつ、ヒロインXがカルナと交代するのか」というリスクもありましたが、幸いにもそのような素振りは一切現れず、攻勢を緩めないヒロインXのおかげ(?)もあり
第1の懸念であったヒロインXを撃破。
そして、この時点で戦力的に損失が無かったことを踏まえ、戦力を大きく分けて2つに分散することに。
主に
・「マーリン」「デオン」などの各サーヴァントを撃破しつつミスターMの撃破を狙う
「牛若丸」&「ふじのん」ペア
・マスターを餌にすることで引きつけたカルナさんと応戦し、撃破を狙う
「イリヤ」&「コルデー」ペア
以上に分かれて応戦していくことに。
まずは牛若&ふじのんペアですが、ヒロインXを撃破した辺りからでしょうか、マーリンが向こうから仕掛けてくるように。
もちろんこんな好機を逃すまいと、着実に攻撃を加えていくことでマーリンのHPを削っていくことに。(流石にカルナさん撃破の方を優先していたためそこまで激しく動くことはありませんでしたが)
そうして歩みこそ少ないものの、確実にマーリンのHPを削っていく牛若&ふじのんペア
一方でカルナさん撃破の「イリヤ」&「コルデー」ペア+「マスター」組
まずはコルデーちゃん。彼女にはまず「NPチャージアイコン」を回収してもらう事で「カルナさんのNPチャージ」を阻止。そしてカルナさんへ宝具をすぐに打ち込めるように準備をします。
次にイリヤちゃんは最短距離でコルデーちゃんの隣へ。何分単体で応戦するにはカルナさんは力が強いので、すぐ隣にコルデーちゃんを待機させることでヒロインXの時と同じように「ダメージの分散」をすることに。
そしてマスターですが、当然ながら餌と言えど、無闇に動かしてはカルナさんの的になってしまいます。そのため上記の丸で囲った部分を軸に防衛ラインにすることで万が一の時でも撒くことが出来るように。
そうして防衛ラインを構築しつつ、マスターを左側に誘導していくと、目論見通りカルナさんはマスター(私)の方へ。
勿論こちらとしても何もしないでただ守るだけではいずれカルナさんに倒されてジリ貧になってしまいます。そこでまずは向こうから仕掛けてきたタイミングで優先的にイリヤちゃんを攻撃に参加させました。
攻撃によりHPを削る事でワンブレイクし、その際に宝具のゲージをためることでカルナさんのゲージをワンブレイクした後に、再度宝具を放つことで早期的に撃破する「短期集中決戦」方式を取ったわけです。
そして、ゲージをワンブレイクして 、いざ…と思った時にある事に気が付いたのです。
「このままでは向こうの方が先に宝具を放ってくる。」そして、
「イリヤのNPゲージが宝具発動まで足りない。」という事に。
そして、イリヤちゃんのHPゲージはもはや残っていないという事も。
下手に出るわけにもいかず、かといって逃げの姿勢はあまり取れない。
ここで取れる手段は限られていましたが、こちらとしても打って出ないわけにもきません。
幸い、イリヤちゃんの無敵スキルは温存していたこともあり、宝具の方は防げるのではないかと判断。そこで、コルデーちゃんにはここで宝具を放ち、カルナさんの体力を少しでも多く削ってもらう事にしました。
そして、少しでも多くのカルナさんのHPを削ることで、次のタイミングでカルナさんを撃破できるようにしたわけです。
実はこの時、コルデーちゃんのスキルを全部使う事により、バフをかけまくり、回避も付けていたのですが、カルナさんにはパッシブ必中バフが。
当然ながら、回避ではどうにもならず…
結果としてコルデーちゃんは消滅。
しかし、ここまでに積み上げたものは無駄にはなりませんでした。
結果的に生き残ることが出来たイリヤちゃんにより、カルナさんに対しての攻撃を続行
そして、当初の目標だった「カルナさん撃破」を達成。
結果的にはこのタイミングで1基退場という痛手を負ってしまいましたが、これにより「こちら側に相性不利なサーヴァントがいなくなった」事に。
他方、牛若&ふじのんペアも順当にマーリン・そしてデオンを撃破
そして、残るはミスターM・三蔵ちゃん・シェイクスピアの3名に。
そのあとは、牛若丸を先行させ、対処しやすくしつつ、順当にムニエルを追い詰めることに。
途中、入れ替わりにより届かなくなることもありましたが、周囲に残していたイリヤちゃん・ふじのんを近づけ包囲網を構築、そしてミスターMを追い詰めることで…
聖杯戦線V、勝利―。
以上が事のあらましになります。
終わりに。
さて、今回は「聖杯戦線V」での動きのあらましを(できうる限り)時系列で書いてきたわけですが、いかがでしょうか?
今回、このような備忘録を付けようと思ったのには、一つに「コルデーちゃんによってカルナさんを撃破できた事が少し劇的に見えた」からというところがありました。
いざ書き始めてみると自分の戦略性が正しかったのか、とか、そもそも書き記す事なのかなどの思いも無くもないですが、しかして、彼女たちの活躍を思い出の中で色あせさせるのもなんか嫌だなぁという思いがあったため、それらをまとめて今回のブログ記事になりました。
さて、色々書いてきた聖杯戦線の記事も、今回で一区切り。
…ですが、せっかくなら全部一応書き記したいもの。次回、小ネタ集を書いてこの聖杯戦線備忘録を終わりにしたいと思います。
21/2/21追記:長時間放置プレイしていた結果、次の聖杯戦線が終わってしまったので小ネタ集はいったん没とします(置きすぎなんだよ阿呆)
という事で、今回も読んでくださった方、ありがとうございました
余談:当初、この記事を書き始めたタイミングでは影の国の舞闘会は終了間際だったのですが…気が付けば次のイベントが始まっている有様…w
*1:詳しくはその2
https://sora-tukigawa.hatenadiary.jp/entry/2020/10/01/
にて
*2:アンメアと龍馬、マンドリカルドもいたが、育成不足で戦力として心もとなかった
聖杯戦線備忘録 ―その2・配布の強さ
皆様こんばんわ。聖杯戦線備忘録
今回は第2弾、主にイベント配布のサーヴァントに関して書いていこうと思います。
ちなみに聖杯戦線のシステムの特性上、全面的に「単体宝具持ち」が主になっています。
また、今回も記事作成時点での”記憶”を頼りに”記録(聖杯戦線に関する記事)”を書いているので一部思い出せない部分・記憶の食い違いもあります。ご了承ください。
・その1はこちら
聖杯戦線備忘録 ーその1.何度倒れても。 - つきがわログ(仮)
1.長尾景虎/ランサー
「支援・強襲・トドメ。戦線を駆け巡るは越後の軍神」
参加戦線:Ⅳ・Ⅵ・Ⅶ
今回のトップバッターは「ぐだぐだファイナル本能寺」より
越後の軍神「長尾景虎」さんです
彼女に関しましては基本的な運用はその1.でお書きした「牛若丸/ライダー」と同じ。
「同一戦場で共に戦うサーヴァントをスキルで支援しつつ、攻撃を仕掛けNPを貯め、かけれるタイミングで宝具を畳みかけることで相手を撃破していく」
という戦法で主に運用していました。
特に彼女の場合
・スキル3.「手柄は足に在り」の「攻撃力&クリティカル威力&スター発生率のUP」が私が運用していた他のサーヴァントと相性が良く、特に後述する「葛飾北斎/セイバー」とは
「景虎さんのスキルで上げたクリティカル威力とスター発生率を用いてお栄さんと共に仕留める」
「ともに三騎士(セイバー・アーチャー・ランサー)のうちの二人のため、いざというときはお互いを共に運用することで、相手からのダメージを軽減する」
「共通で運用することで相手への攻撃に掛けれるターン数を稼ぎ、より確実に相手を仕留める」
という運用をしていました。
また、彼女の場合、他のスキルと併用することで単体でも「相手に確実にダメージを与えつつ、自分はNPを効率よく回収することで宝具のタイミングをより早くする」
という事も出来る為、当聖杯戦線では非常に運用しやすかった印象。
もっとも、連続で不利クラス(特にバーサーカー)攻められると流石に崩れやすく、戦線Ⅵでは撃破されてしまいましたが…
そこは運用次第でカバーできるところではありますね
2.葛飾北斎/セイバー
「生まれた星は、彼女の刀の力に。
スキルのガッツでただでは倒れないお江戸の娘」
参加戦線:Ⅳ・Ⅶ
続きましては「水着剣豪七色勝負」より
「葛飾北斎/セイバー」通称:お栄ちゃんです。
彼女の主な運用方法としては
「集めたスターを集中させることでクリティカルを生み出し、相手のHPをより多く削り取るほか、NPをより効率的にチャージすることで宝具の間隔を短くする」
というところでしょうか
また、先述の「長尾景虎(お虎さん)」と共通で運用した聖杯戦線Ⅳでは下の画像の丸で囲んだところ辺りに陣を構えることで「ランサーアルトリア(オルタ)」と「アタランテ/アーチャー」を相手にしながら、こちら側から”仕掛けない”代わりに相手の連続攻撃で他のサーヴァントの歩みを遅くしつつ、相手を確実に撃破するという運用も。
(個人的にこの運用方法をカウンターアタックと呼んでます)確実に最近遊びまっくた某ゲームを影響である
景虎さんとは他にも
「スキルの相性・宝具の種類が似ている(共に単体Arts宝具)・クリティカル運用と支援が出来る」と、様々な点でメリットが。
また、お栄ちゃんのスキル2には「ガッツ状態付与」の効果もあるため、アタランテ攻勢時は適宜運用を見定めつつもダメージを分散させ、自軍攻勢の時はArtsチェインや景虎さんでのEXチェインを作り、仕掛けることで景虎さんの宝具までのタイミングを短くする運用も出来るなど非常に合致した運用が出来たのではないかと思います。
この二人はここ最近のイベント復刻で手に入れた方も多いと思われますので、もし運用に悩んでいる方がいましたら、試してみるのはいかがでしょうか(と言ってもあと1日なんですが…)
3.両儀式/アサシン
「圧倒的攻撃性能。その刃が屠るは一体誰なのか―。」
参加戦線:Ⅳ・Ⅵ(・Ⅴ)
今回の最後は「空の境界コラボイベント:空の境界/the Garden of Order」より
”両儀式/アサシン” そうです。式お嬢様(秋隆さんの呼び方)です。
…両儀式の強さ、それはほぼ語るまでもないでしょう。
その圧倒的攻撃力、クリティカル威力、NP効率、そして何より直死の魔眼。とにかく圧倒的な攻撃力とそれらを十分に発揮する、あまりにも優秀なポテンシャル。
式の宝具カードを選択したら最後、それはほぼ「ゲージを削り取って見せる」という意思表明に他なりません。
たとえそれが、
時にそれが神話上の英霊「ヘラクレス」であっても。
式の「唯識:直死の魔眼」に掛かればそのゲージを削り取るのはあまりにも容易い。
そんな式と同じ戦線に加わっていた
「ランサー/長尾景虎」と
「キャスター/イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」
彼女たちの支援や、彼女たち自身の強さも、式が彼らを撃破する非常に大事な力ではありました。お二方とも強いお方でしたので。
そんな強さを兼ね備えた式さんですが、実を言うと、一度、運用上で私が大失敗をやらかしまして…
今回の一連の記事(聖杯戦線備忘録)は主に「勝利時の記録」を基に構成しているのですが、当然ながら勝利ばかりではなく、何度か挑戦しては返り討ちだったり、全滅してたりするわけです
で、今回お話をするは「聖杯戦線V 挟撃戦術」での初陣です。
このクエスト、特に印象深いのが
「真っ先にマスターへと近づいてくるカルナさん」だと思うのです。
何分トレンドにもなっていましたからね
当然ながら、そのことを知って挑んでいた訳ですから、私も最優先で警戒をしました。
ところが、カルナさんは案外マスターの方に近づいてくる一方で、マスターから離れていくサーヴァントには目を向けない訳です。
これは行ける!そう思った私は”両儀式”をカルナさんからの攻撃を警戒しつつ、大胆に進めたわけです。以下の画像の通りに。
…察しの良い方なら「私がなにをやらかしたのか」お気づきでしょう。
私は何を勘違いしたか、「キャスター」と「アサシン」の有利不利を逆に考えてしまい
本来なら相性不利の「キャスター」が待ち構えている敵陣に一目散に踏み込んでしまったのです。単騎で。
…しかも、タイミングが悪いことに、この時、ちょっとした配置の間違いから「牛若丸/ライダー」を謎のヒロインXに屠られており、相性有利のメディアさんもワンゲージブレイクされているという有様
そのため、逃がすためのリソースにも注ぎづらいというどうしようもない状況下になってしまい、あっけなく三蔵ちゃんに追いつかれぶん殴られてジ・エンド。
当然ながら戦力配分を間違えた以上はこちら側が不利なことは覆らず、この戦いは浅上藤乃の消滅を最後に敗北。苦い経験で幕を引いたのです…。
その後、その1で語っている「劇的な闘い」を制したことでこの聖杯戦線を勝利したのですが、それはまた次の機会に。
このように、いくら強力な手駒を持っていたとしてもそれらを有効に活用できなければあっけなく敗北してしまう事もあるわけです。 まぁ、当然ですね。
そんな苦い経験もあったわけですが、基本はやはり強力なお方。頼もしい事には変わりないですね。
さて、以上を持ちまして「聖杯戦線備忘録 その2.」を終わろうと思います。
イベントの方も気が付けば2週間近く経ち、残すところあと1日。基本はおいしいボックスガチャではありますので、悔いが無いように回っていきたいものですね。
今回も読んでくださってありがとうございました。
・その1はこちらから
聖杯戦線備忘録 ーその1.何度倒れても。 - つきがわログ(仮)
余談:実のところ、未だに”両儀式”の事をなんて呼んでいいのか非常に悩んでいまして…
普通に「式さん」で良いと思うんですが、なんというか…幹也や橙子さん、鮮花ちゃんの「式」という呼び方がしっくりくるものの、そう呼んでいいのかという葛藤もあり、白純先輩などの「両儀」呼びもちょっと気に入っているので…。
ついでに言うと、気軽に”彼女”と呼びたくないという理由もあり、”両儀式”の項目のみフルネームでお呼びしているという…(うわぁ拗らせてるなぁこのオタク)
(また、「両儀式」ではいわゆるセイバーの方を指してしまうことになるため、“両儀式”という表記で統一していたり…)
なんというか非常にめんどくさい事をしていて申し訳ないなと思います…
あと、一応呼び方の確認をしている際に知ったのですが、お栄さんって「小烏丸」の絵を描いているんですね…へぇー
…なんで急にこんなことに触れたかといえば、10割「声が保志総一朗の中性的なキャラクターに私の何かを狂わされている」という一点からですね…(うーんこのダメオタク)
聖杯戦線備忘録 ーその1.何度倒れても。
ガッツはつよい。
皆様こんばんわ、気が付けば9月も下旬になり、すっかり肌寒くなりましたね。
そんな9月下旬の今、FGOの方では9月の恒例(?)ボックスガチャイベント
「影の国の舞闘会 ~ネコとバニーと聖杯戦争~」が開催中です。
毎度恒例となったボックスガチャもさることながら、今回のイベントは新システムとして「聖杯戦線」が実装され、そのシステム性から多くのカルデアで様々なドラマが生まれているようで…
かくいう私も印象的な出来事があるのですが、何分それらを作品に昇華できる力を持ち合わせておらず、かといってそれらをただの思い出にすると何もかも忘れてしまい、それはそれで悲しい…
という事で、今回はそんな聖杯戦線での我がカルデアのサーヴァントの皆さんの活躍を記録しておこうという、備忘録となっています。
特にこれといった攻略方法は書いていませんが、自分のプレイ中での出来事を書いていく予定です
…この記事を見て攻略に対して何かしらのヒントになったのなら、それは嬉しく思います
ちなみに、記事作成時点での”記憶”を頼りに”記録(今回以降の聖杯戦線に関する記事)”を書いているので一部思い出せない部分・記憶の食い違いもあります。ご了承ください。
1.ヴラド三世/バーサーカー
「ガッツ持ちの強さを示してくれた御方」
参加戦線:Ⅰ
まずは我がカルデアでの聖杯戦線の基本戦略を決めた…と言っても過言じゃないお方
「ヴラド三世(バーサーカー)」です。
ヴラドさんの強み。それはなんと言っても
「5月追加の強化クエストで強化されたガッツスキル“戦慄の不死者 A+”」
による「重ね掛け可能なガッツ」と「NP獲得量の強化」
そして「超強力な単体宝具と宝具運用後に獲得できるスターによる次ターンのクリティカル運用」という点でしょうか
特にスターは次のターンに持ち越しのため、相手先制の場合宝具で”相手を倒した(ブレイクした)うえでスターを保持したまま次のターンで仕掛けることが出来る”という強みや、「スターはそのターンに残っていた自軍サーヴァントに配分される」事から味方サーヴァント(そのときに使用していたサーヴァントは後述)に分ける代わりに、彼らのクリティカルバフで(NPを温存しつつ)確実に仕留める運用も。
また、前述のガッツにより、「たとえHPが一度ゼロになってもギリギリのところで残りつつも次に確実に仕留める」確率が増え、ブレイクまでのターンを稼げたのも非常に頼もしい所でした。
…残念ながら、我がカルデアの(用意されている枠は最大限活用する)編成方針と育成状況(単体宝具持ちが少なかった)、コスト制限との兼ね合いから、“聖杯戦争Ⅰ”でのみの起用となってしまったところはあるのですが、此度の聖杯戦線での戦略方針を確立するのに非常に影響を受けたサーヴァントです。
2.シグルド/セイバー
「ガッツ・宝具・クリティカル」
参加戦線:Ⅰ・Ⅵ
続きましては、「叡智の結晶」をその瞳に宿す騎士「シグルド」さんです。
運用方法としては先ほどのヴラドさんと同じくガッツ…もあるのですが、彼の運用はそれだけではあらず
「強力なバスター単体宝具による確実な仕留め」
「自分や他のサーヴァントと同時戦闘して得たスターを使い、原初のルーンを使用したクリティカルバフによるクリティカルの運用」
「”叡智の結晶”を使用したスター発生率アップによるクリティカル確率アップ」
があげられるでしょうか
また、(星5ゆえの)彼の火力の強さも、戦力として非常に頼もしい所ではありました。
他にも”牛若丸(ライダー)”と同時に運用することで、牛若丸のバフにより火力のアップやNPの獲得量の向上、また、シグルドのスキル「叡智の結晶」のスター発生率アップによるスター生成率の向上など
様々な相乗効果もあった…と思います(ごめんなさい肝心なところがうろ覚えです)
3.牛若丸/ライダー
「支援よし。
攻撃よし。
いざとなれば攻撃もかわせる。
聖杯戦線を勝ち抜く術を知る(?)武将」
参加戦線:Ⅰ・Ⅴ・Ⅵ
3番目に紹介するのはスカサハ師匠と同身長の痴女源氏の武将、戦の天才(だっけ)
「牛若丸(ライダー)」です。
彼の強み、それは言わずもがな
「味方の支援に長けた優秀なスキル(NP獲得量UPのスキル1・スキル2のカリスマ)」
「星3による低コストでの運用」
「低レアとしては貴重な単体宝具」
「宝具などで生成したスターによるクリティカル運用」
これだけでも至れり尽くせりながら
「いざというときは回避スキルで敵の攻撃を回避できる」
「単体宝具のバカにできない効果力(こうかりょく・高火力)」
「クイックチェインで星10個は確実に取れるためそこから次のクリティカルへとつなげる確率を上げれる」
という今回の聖杯戦線にはうってつけの戦力ではなかったのでしょうか
個人的に特に印象的なところとして、劇的な戦闘が起きた「聖杯戦線Ⅴ 挟撃戦術」では
「こちら側に仕掛けに来たマーリンを屠り」
「マスターMに近づくさなかにデオンとも善戦し(仕留めたのはふじのん)」
「こちらに仕掛けに来た三蔵ちゃんをも返り討ちにして」
勝利へ大きく貢献した4人のサーヴァントのうちの一人です
他にも聖杯戦争Ⅰ・Ⅵでは、シグルドの戦闘時に彼をフォローし、敵の撃破をこなしたりなど、縦横無尽な活躍ぶりを見せてくれました。
牛若丸に関してはそのあまりの便利さから実のところ、ある理由(お遊び)から外した”聖杯戦争Ⅶ”を除く3つの聖杯戦争のライダー枠に採用した(つまりほぼ全採用)
非常に使い勝手の良いサーヴァントだと思います。
…あえて運用上の注意を書くとしたら「ライダーゆえに星が集まりやすいので、複数鯖でのアタック時にはスターの配分に気を付ける事」ですかね…(シグルドに星が回らなかったときはやらかしたと思った)
4.浅上藤乃/アーチャー
「火力、生存力、そしてNP効率。
その姿は、誰が言ったか”不沈の人間大砲”大鳳(※一部両儀式談)」
参加戦線:Ⅱ・Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ
今回の記事の最後は「復刻:空の境界コラボイベ」から
刹那の瞬きのような一時の出会いの少女、「アーチャー/浅上藤乃」です。
彼女に関して語るべきこと。もはやこの記事の流れを見ていただければお分かりの事でしょう。
「スキル3:痛覚残留A」のガッツ、そして優秀なダメージカット。これがまず一つ。
そして彼女を象徴するもう一つのスキル、
それが「スキル1:歪曲の魔眼 EX」です。
3ターンの”バスター性能UP”
防御力を無視できる”防御無視状態”
そして(わずかながらも)NPの効率を高めることが出来る”NP獲得量UP”
これらにより、“相手の防御力を無視しながら、高火力で殴る事でNPを短期的に回収して、バフが残っているうちに相手を仕留める”運用が出来るわけです。
また、先述の“牛若丸(ライダー)”と同時に運用することで牛若丸のスキル“天狗の兵法 EX”のNP獲得量UPとカリスマC+による攻撃力UPを受けることにより、より強力、かつ短期的にNPを回収することでより確実に、より素早く相手を仕留める運用が出来るわけです。
また、彼女のスキルに限らないことですが、聖杯戦線のシステムの関係なのでしょうか、
「スキルのチャージターン」と
「スキル消費に計上される戦闘のターン」が別になっており
「スキル自体はまだ掛ったままだが、次のスキルを使用することは既に可能」という状態が度々あり、この恩恵も非常に強かったと思っております。
スキルの他にも語るべき項目として、宝具「唯識・歪曲の魔眼」は外せないでしょう。
単体バスター宝具であることによる非常に強力な攻撃
そこに加えて「スキル1」によるバスター火力強化も加わり、一層強力な攻撃力になっており、下手したら等倍でも大きなダメージを負わすことが出来る為、非常に強力かつ、心強い戦力となっていました。
先ほどの牛若丸の項目でも述べられている「聖杯戦線Ⅴ 挟撃戦術」では他のサーヴァントと共に力を合わせることで
「謎のヒロインX」(トドメはイリヤ)
「マーリン」(トドメは牛若丸)
「シュヴァリエ・デオン」
の撃破に強力な支援をしてくれました。
(ちなみに当戦線で天敵になりかねなかった”施しの英霊”に関しては”とあるサーヴァント”が(直接倒すには至りませんでしたが)大立ち回りをしてくれたですが、それはまた別のお話。)
今回の聖杯戦線全体においても、「アーチャー枠」は全て彼女を選択するなど非常に心強い存在ではありました。
ただ、そんなに強力なふじのんにも弱点はありまして…
スキル3:痛覚残留を発動させる前に強力な力でねじ伏せられてしまうと、元々別段そこまで強いわけではない素のステータスでは太刀打ちもできずに一方的に退場することになってしまうので、相手は選ばないといけません…(実際聖杯戦争Ⅶでバーサーカー/ランスロットに2回連続で攻撃されて瞬殺されてしまいましたおのれランスロット)
以上で、今回の聖杯戦線備忘録その1を終わらせていただこうかと思いますが、もちろんまだまだ書き足りない。触れていないサーヴァントがたくさんいるので、また随時上げていこうと思います。
今回はありがとうございました。
暑い。
そろそろ雑な内容でも投稿しておかないと忘れそうなので
前略。
夏の空って良いですよね。
以下略。
撮影日:2018年8月17日
FGOの新聞広告 「under the same sky」の静岡編の北斎ちゃんについての小ネタあれこれ
Twitterで書いたことを当人がブログで引用してまとめるやつ。
皆様、こんばんわ
さて、今回はタイトルの通り、本日より全国の新聞各社で始まったFGOの超大型企画「under the same sky」の静岡新聞版「葛飾北斎(お栄さん)」に関する私がTwitterに投稿した小ネタをまとめた、いわゆる「セルフまとめ記事」です
【カルデア広報局より】
— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) 2020年5月12日
Fate/Grand Order 5周年、その感謝を込めて。
静岡×葛飾北斎
「こっからってのはとと様も描いてねぇだろぉ?」
物語は、あなたのそばにあり続ける。https://t.co/3KY3rrs5u0#FGO #FGO5周年
(under the same sky 5/47) pic.twitter.com/88A3KtyBnn
内容は薄いかもですが、よろしければお付き合いください。
その1.このロケーションはどこ?
そういえば静岡新聞の北斎ちゃん
— 月川ソラ(つきがわソラ) (@Sora_tukigawa) 2020年5月3日
場所どこなのか割とはっきり書いてないんだけど
1.富士山南麓
2.茶畑
3.富士山の右側になんか凸がある(宝永山)
4.背景の丘の木の生え方
5.画像提供が富士市(市が名所と認識している)
これらを総合的に考えて「大淵笹場」ではないかなと#FGO #FGO5周年 pic.twitter.com/LO1IVHJ1Yv
北斎ちゃんの広告なんですが、富士山南麓とは書いてあるものの、具体的な場所は書いてないんですよね。
でも、オタクたるもの
「一緒の空気を(いつか)少しでもいいから吸いたい」
「彼女が見た景色を(いつか)少しでもいいから生で見たい」
って欲求があると思うんです。
そんな欲求をどうにかして実現させたい!
って思いがあった時、ふとある事に気付いたのです。「画像提供:富士市」
「画像提供が富士市という事は、富士市が認識している良いロケーションの場所がある→つまり検索すれば出てくるのでは?」
という事で「富士市 茶畑」で検索をしたところ出てきた茶畑の場所は2つ
その中で画像検索などから最もそれっぽかったのがこちらの「大淵笹場」でした。
検索結果から出てきた様々なサイトの中から非常に信頼できるサイトとして
JRグループと地元自治体による観光キャンペーン企画「デスティネーションキャンペーン公式サイト」と、そもそもの画像提供を行った「富士市公式サイト」を確認したところ「大体同じロケーションの画像」が現れたので、恐らくはここで間違いないものと思われます。
※聖地巡礼は来年以降にお願いします。(お茶の通販は是非ご利用ください)
その2.北斎ちゃん(お栄さん)の台詞について(一部補足あり)
FGOの新聞広告(静岡版)の北斎ちゃん(お栄さん)の言葉
— 月川ソラ(つきがわソラ) (@Sora_tukigawa) 2020年5月4日
「こっからってのはとと様も描いてねぇだろぉ?」
一見するとアングルの話に見えるけど
そもそも「静岡県=お茶所」って言うの明治維新の後から出来上がったものなんで、
実は“とと様は描けなかった”構図だったりするんですよね#FGO #FGO5周年 pic.twitter.com/kcmEk5QPtH
続いては北斎ちゃん(お栄さん)の台詞
「こっからってのはとと様も描いてねぇだろぉ?」
この台詞、一見すると「富嶽三十六景」にてこのアングルを描写していない…という事について言及していると思われます(実際存在しない)が、実のところこの広告で使われているような「高台の辺り一面が茶畑の静岡」という描写は江戸時代にはありませんでした(※)
静岡でのお茶の栽培というのはその昔、1244年に聖一国師がお茶の種子を持ち帰り、現在の静岡市に当たる場所に植えたという事が始まりとされています。
その後、江戸時代に至るまで、各所に「規模の大きな茶園(※)」が生まれたりもしているようですが、多くの方々が想像する「辺り一面が茶畑」の光景は、それまでの時代にはなかったのです。
では、あの一面の茶畑はいつ、何故出来たのか。
その答えには「明治維新」が関わってくるのです。
明治維新のころ、徳川藩士などによる牧之原台地の開墾により、日本一のお茶生産地となりました。1883年には全国の14%足らずだった生産量が、現在では全国の約4割を生産する大産地です。 川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は、気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では、味の濃いお茶づくりをめざし、苦渋みの少ない深蒸し煎茶の製法が開発されました。
静岡県|お茶の産地|お茶百科 より引用
大政奉還の翌慶応4年、徳川慶喜は家督を田安亀之助改め徳川家達(いえさと)に譲ると、家達は静岡藩70万石に移封され、6000人もの幕臣が駿府に移った。その中の慶喜の護衛にあたった精鋭隊(静岡転出後は新番組と呼ばれた)隊長の中條金之助、副隊長の大草太起次郎、松岡万ら約300名が明治2年、版籍奉還を受けて帰農を決意。牧之原台地で茶園の開墾に乗り出した。
静岡茶 - Wikipedia より引用
明治維新の後、武士の時代が終わりを迎えてかつての幕臣が駿府(つまりは今の静岡)に移り住み、その中でも徳川家の将軍に使えていた精鋭隊が版籍奉還を受けて、帰農を決意したのがきっかけとなり、牧之原台地に大規模な茶畑を開墾したのが一つの大きな転換点となり、大規模な茶畑が創造されるようになり、今の日本一の生産量を誇る茶畑に繋がるのです。
そして、今回の富士市はどうなのかと言えば
富士市のお茶の歴史
明治初め、茶業における先覚者の一人であった野村一郎は富士愛鷹両山の間の原野を開墾し茶園を造成したとされています。その後、製茶技術の向上のため近江から製茶師を招き、自らも研究を重ねて野村式製茶法を完成させました。
当時お茶は重要な輸出品でしたが野村一郎のお茶は、イギリスや清(中国)の茶商人から「天下一品」の折り紙をつけられました。その製茶技術はこの地域に広がり、現在のようなお茶の一大産地へと展開されています。
という事で、今回題材になったような「辺り一面お茶の大規模なお茶畑」は明治期以降に造られたことが判明。
そのため「葛飾北斎はこのような辺り一面茶畑の静岡を知らない」という事で
実は「とと様(葛飾北斎)は生前このような構図を知らない。ので、お栄さん(北斎ちゃん)が描こうとしている構図は、必然的にとと様が描いたことがない絵になる。」
という図式になるのでした。
※補足
さて、ここから少し、先述のツイートに対する補足を少しさせてもらいます。
当初、当該ツイートを投稿したとき、連投で「明治時代にはこのような大規模な茶畑はなかった。だから、実は当時の北斎はこのような「富士山をバックに一面茶畑の構図は描いたことがない」のだ。」という趣旨のツイートをしたのです。
補足:3枚目にも書いてあるのですが「静岡でのお茶の栽培」自体は、割と昔からやってはいるんですよ
— 月川ソラ(つきがわソラ) (@Sora_tukigawa) 2020年5月4日
いるんですが、その場所は現在の静岡市だったり割と小規模で、今の多くの人が想像する「一面の茶畑」っていうのは明治維新の後の話なんですよね
で、今回のロケ地の富士市は明治維新後の開墾なので
ですが、調べ直してみると…当該の「富嶽三十六景」に
富嶽三十六景 - Wikipedia より引用
「駿州片倉茶園ノ不二(すんしゅうかたくらちゃえんのふじ)」という「富士山とその麓にある茶畑を運営している農家の図」を描いていることが判明。
要は「富士山と茶園」という構図は描いていたんですね。北斎も。
これは私が知らぬままに書いてしまったが故のミスです。申し訳ない。
しかし、その一方でこの「駿州片倉茶園ノ不二」について調べていくと、ある興味深いことが分ったのです。
駿州片倉茶園ノ不二(すんしゅうかたくらちゃえんのふじ)
静岡県富士市
(中略)
しかし、駿河に片倉という地名はありますが茶園として知られてはいません。
この図の場所は不明との説もあるようです。---------------------------------------------
なんと、「場所は大体富士市と判明しているが、詳しい場所までは分かっていない」というのです。
ちなみに富士市というのも、文献によってまちまちなので実際のところ「どこをモチーフとして描いたのか不明、もしかしたら実は実在せず、北斎の創作かもしれない」という非常にあやふやな状態になっているそうです。
それらを踏まえて、この広告を見てみると、中々面白い構図をしているとは思いませんか?
「北斎が、”富士山と静岡の茶園”を描いたことは判明しているが、どこを描いたのかははっきりしていない(富士市説が有力である)」
「一方で、そもそも富士山の元に広がる一面の茶畑は明治維新以降に造られたものであるため、北斎自体はこの光景を知らない」
「そして、今回のスケッチの舞台は富士山の南麓、富士市の茶畑の写真を使っている」
これが、偶然かはたまた狙ったのかは少々不明(※)ですが、いずれにしても、不思議なことというのはあるものだなと思います。
最後に~葛飾北斎と富士市とサミット~
さて、長々と書いてきましたが、最後に一つ、これについて触れてこの記事を終わろうと思います。
「でも何でこの組み合わせ(葛飾北斎×(富士山×茶畑)×富士市)だったの?」
それを紐解くには昨年富士市で開催された、あるイベントがキーとなるのです。
2019年10月19日・20日 北斎没後170周年を機に、北斎にゆかりのあるまちや団体が一堂に会し、町おこしや活性化につなげようと、全国初となる「北斎サミット」を開催。
そのサミットの会場となったのが富士山の麓、富士市のロゼシアターなのでした。
恐らく、様々な縁があった事や、偶然の一致もあるのかと思いますが、このような奇縁を結び、造りあがったのがあの大きな広告と、富士山と茶畑、そして葛飾北斎(お栄さん)の図なのかもしれませんね。
出典元
今回の記事を書くにあたり資料とした各種出典元サイト一覧
‐今回のキャンペーン広告の公式サイトとFGO公式Twitter‐
【カルデア広報局より】
— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) 2020年5月12日
Fate/Grand Order 5周年、その感謝を込めて。
静岡×葛飾北斎
「こっからってのはとと様も描いてねぇだろぉ?」
物語は、あなたのそばにあり続ける。https://t.co/3KY3rrs5u0#FGO #FGO5周年
(under the same sky 5/47) pic.twitter.com/88A3KtyBnn
-ロケ地の特定-
-静岡茶の歴史について-
-富嶽三十六景について-
-北斎サミットについて-